Appleギフトカード買取が高換金率・高水準である理由を解説いたします。

原因その1～景品などの需要が低い

Amazonギフト券やNintendoプリペイドギフトなどはイベント・結婚式などの景品で定番のアイテムとなっています。
一方でAppleギフトカードの場合は、使いみちが限定的（iOSユーザーしか使えない）であり、誰に当たるか分からない景品としては使いにくいです。
景品やプレゼントで活用されることが少なく、延いてはビジネスシーンでは使われることが少ないことが供給不足にも繋がっていると考えます。

原因その2～脱コロナの影響が少ない

Amazonギフト券は「コロナ禍による巣ごもり特需で換金率が大幅に高まり、脱コロナで換金率が低下する」という現象が見られました。
現在もAmazonは業界トップクラスの大手ECサイトとして高い人気を集めていますが、コロナ禍に比べると勢いが弱まっており、送料無料条件が引き上げられるなどの改悪が続いています。
それに対してAppleギフトカードは脱コロナの影響が少なく、需要が安定しており、延いては換金率も高い水準をキープしています。

原因その3～Apple製品の値上げ

Appleギフトカードは主に次の使いみちがあります。

このように幅広い使い道があるほか、Apple製品の購入に充てることも可能です。
しかしながら、昨今では円安の影響もあってApple製品の値上げが顕著にあらわれています。
例えば、SIMフリー端末の定価はiPhone12・128GBモデルが発売当時で90,800円だったのに対して、iPhone15・128GBモデルは124,800円です。
このほか、MacBookAirの最安モデルは2018年モデルに比べて2024年モデルが1.5倍以上に値上げされるなど、歴史的な円安と半導体不足などによって驚異的なペースで値上げされています。
これらのApple製品を少しでも安く買うためにAppleギフトカードを活用する方が増え、延いては昨今の供給不足に繋がっていると言えます。

原因その4～将来の不安要素が少ない

電子ギフト券が、数年後に同じような利用価値があるとは限りません。
例えば、Amazonでは通常会員の送料無料条件が引き上げられたほか、過去に安く買えた商品も次々と値上げし、ユーザー離れを引き起こしています。
動画配信サイトなどで使える電子ギフト券も、将来的には他のサービスにシェアを奪われて利用価値が下がっている恐れもあるでしょう。
電子ギフト券は有効期限の設定がないものがほとんどですが、このように時間の経過で価値が下がるリスクは十分に考えられます。
当然Appleギフトカードも将来的に価値が下がるリスクはありますが、若者を中心にApple製品は高い人気を誇っており、数年で価値が大きく下がるとは考えにくいです。
さらに日本は世界の中でもトップクラスにiOSのシェアが高く、国内におけるiPhoneの牙城が崩れる可能性は低いと言えるのではないでしょうか。